犬にとってはNG?!な秋の旬食材

  • 2017-10-8
秋の味覚 20171006

秋といえば実りの秋!食欲の秋!様々な食材が旬を迎え、おいしいものがたくさん出回る時季ですね。 しかし、秋の味覚の中にはペットに与えると危険なものがいくつかあります。ここでは、犬に害となるものをご紹介します。

秋の味覚NG食材

ネギ類

ネギ類(長ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなど)のようなユリ科の植物に含まれる「アリルプロピルジスルフィド」は、犬や猫が摂取すると血液中の赤血球が破壊されてしまいます。
赤血球の主な働きは肺で受け取った酸素を全身へ運ぶことです。この赤血球が破壊されることで酸素が届けられずに貧血(粘膜が白い)、黄疸(粘膜が黄色くなる)、食欲がなくなる、元気がない、尿が赤い、嘔吐、下痢などの症状があらわれ、呼吸困難に陥り、ひどいときには死に至ることもあります。

人がネギ類を食べても「アリルプロピルジスルフィド」を分解する消化酵素を持っているので問題ありませんが、犬や猫にとっては中毒を引き起こすので絶対に与えてはいけません。
また、これらの野菜を食べさせないことはもちろん、ネギ類が入ったハンバーグや餃子、煮込んだスープなども与えないようにしてください。

ジャガイモ

秋は新ジャガが出回る季節ですね。ジャガイモの芽や傷、緑色に変色している部分には「ソラニン」や「チャコニン」という有害な物質が含まれています。
これらは人にとっても有害で、犬が食べると嘔吐や下痢などの症状を引き起こし、食べた量が多ければ意識障害やひどいときには死に至ることもあるので注意が必要です。

よって、ジャガイモを与えるときは芽や傷、緑色に変色した部分、皮は取り除きます。
消化がよくなるので、生よりもゆでたり蒸したりして完全に火を通すのがおすすめです。
このとき味付けはせず、冷ましてからあげましょう。丸飲みしないようマッシュ状、サイコロ状、スティック状など愛犬が食べやすい形にしてあげてください。

ただ、ジャガイモは炭水化物を多く含むので、カロリーオーバーにならないよう、あげすぎにはご注意を。
普段の食事を少なめにするなどして調節してくださいね。
また、暖かく日の当たる場所におくと芽が出やすく変色しやすくなるため、ジャガイモは冷暗所で保存しておくことも有効です。

ブドウ

ブドウを犬に与えると中毒を起こす可能性があり、特に皮には中毒の原因となる物質が含まれているようですが、はっきしとしたことはわかっていません。
生のブドウだけでなく、干しブドウ(レーズン)にも同様の危険性があるので、注意しましょう。

食べてしまったときに現れる症状としては嘔吐や下痢がみられ、重症化すると数日後には腎臓が破壊されて機能を失い、急性の腎不全となって長期間の治療が必要になるものや死んでしまうケースもあるほど。
腎臓は尿をつくり、体内の不要なものを排出する機能があります。その腎臓が破壊されてしまうと毒素を体外に排出できなくなり、毒素が体内をめぐって尿毒症になると非常に危険な状態です。

誤って愛犬がブドウやレーズンを口にしてしまったら様子を観察して、少しでも異常が認められたらすぐに動物病院にかかり、ブドウを食べたことを伝えてください。
「犬にブドウは危険」ということを忘れないようにしましょう。

銀杏

秋の味覚といえば銀杏。黄色く色づいたイチョウ並木にたくさん落ちているのを見かけるようになりますよね。
これも犬が食べてはいけないもののひとつ。中毒症状としては、嘔吐や下痢、呼吸困難、痙攣などを引き起こします。人も大量に食べれば中毒を起こすことがあり、子供は特に危険です。
あえて犬に与える機会はないと思いますが、道に落ちている銀杏を散歩中に犬が口にしてしまう可能性があるので十分に注意してください。

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最後に・・・

ここまで犬が食べてはいけない秋の食材を紹介しましたが、サツマイモ、カボチャ、ダイコン、クリ、柿、ナシなど与えても大丈夫な食材もあります。与えるときにはよく火を通す、細かくするなどして食べやすくし、あげすぎないようにしましょう。
生のままだと消化が悪く、与えすぎは肥満の原因になってしまうからです。

愛犬におねだりされたら、そのかわいい仕草についついあげたくなってしまいますよね。
けれど、人にとってはおいしいものでも、犬にとっては毒になってしまう食材があることを忘れないでください。
犬は与えられたものはなんでも口にしてしまいますので、飼い主さんが愛犬の健康をしっかり守りましょう。
愛犬とともにおいしい秋の味覚を楽しんでくださいね。



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