【しつけ:トイレ編】これでバッチリ!犬のトイレトレーニングのポイント
- 2017-9-17

トイレのしつけは犬を飼うにあたって最初に覚えさせたいものです。
しかし、犬のしつけの中でもトイレトレーニングは難しいものだと言われています。
そんなトイレトレーニングも、ポイントを押さえて取り組むことで成果が出やすくなります。
トレーニングを始める際は、まずトイレの場所を決めましょう
トイレの場所を頻繁に変えてしまうと犬もなかなか場所を覚えられません。
1度場所を決めたら、そこにサークルやケージを置き、その中にペットシーツを敷きます。シーツは、重ねるなどして隙間なく敷いてください。
ケージを設置することは、トイレの場所を分かりやすくすることが目的です。犬の大きさに応じて適切なものを選んでください。
犬がトイレ内に入ってある程度自由に動けるものであれば、それほど大きなものでなくても大丈夫です。
犬が排泄をしやすいタイミングは、寝起き、食後、運動後の3つです。
また、おしっこをしたくなったときには独特のしぐさをします。
例えば、壁をガリガリと擦る、地面をクンクンと嗅ぎまわる、同じ場所をクルクル回る、などがおしっこのサインです。
最初のうちは、トイレのサインを見つけたら飼い主がすぐにトイレに連れていってください。
中に入れたら、排泄するまでトイレから出さないようにしましょう。
その場所で排泄したくない場合、犬は出してほしくて吠えたり飛び跳ねたり、周りをガリガリしたりと抵抗しますが、排泄が終わるまではその場に留まらせましょう。
このとき「シーシー」「トイレ」など排泄を促す声掛けをしてあげると、掛け声だけでおしっこをしてくれるようになることも。
上手に排泄ができたら、トイレから出して目一杯褒めてあげましょう。
最初のうちはなぜ褒めてもらえたか分かりませんが、次第に犬も「トイレで排泄するとご主人様も喜んでくれる」と考えるようになります。
「トイレに少し慣れたかな?」と思ったら、犬をトイレに入れた後、扉を開けたままにしてみましょう。
ここで、すぐ外に出たがったりせず、トイレの中で排泄できるようになったら次の段階です。
トイレのサインを見つけたら、飼い主がトイレに入れるのではなく「トイレ」「シーシー」といった声を掛ける、リードを使うなどしてトイレに入って排泄するよう促しましょう。
トイレから出たがるようなら扉を閉めますが、そこで排泄できるようなら開けたままでも良いでしょう。
これが上手くできるようになれば、自分でトイレに入る段階に進みます。
最終段階での飼い主の役割は、掛け声を掛けるくらいです。
犬が自分からトイレに行って排泄をするようになれば完璧。
できなければ前の段階に戻ってやり直しましょう。
トレーニングの中で、犬が粗相をすることもあるでしょう。
叱り方にもポイントがあります。
トイレを失敗したとき「あら~」などと驚いたり、「○○、なんでそんなとこでするの!」と叱ったり、名前を呼んで駆け寄るのは厳禁です。
集団で過ごす生き物である犬にとって、リーダーである飼い主に注目されるのはごほうびになります。
そのため飼い主に注目されたいと、わざと粗相をしたりするようになってしまいます。
犬が粗相をしたときは、大きなリアクションをせず黙って片付けながら怒った顔を見せつけてください。
そして、しばらく無視をするといった対応をしましょう。
犬のトイレトレーニングは、ポイントを押さえることでスムーズに行うことができます。
トイレを覚えるまでには一定の期間が必要なので、根気強く取り組むことも大切です。
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