うちの犬、ひょっとして認知症?

  • 2017-8-26
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犬も高齢化の時代。かつて犬の寿命は5~6年、10年生きれば長生きといわれましたが、今では15歳前後の長寿も当たり前となっています。

犬も高齢化の時代
かつて犬の寿命は5~6年、10年生きれば長生きといわれましたが、今では15歳前後の長寿も当たり前となっています。室内で飼われることが多くなり、生活環境や食べ物もずいぶん気を遣うようになったことで、人間と同じく、犬も高齢化が進んでいます。 でもそれと同時に、犬の認知症が増えていること、ご存じですか?
認知症の症状とは?
犬の認知症、正式には「認知障害症候群」。20年ほど前から研究がおこなわれ、10年前くらいから一般でも知られるようになりました。研究では、人間より犬が認知症になる確率が高く、16歳の老齢犬の62%が、認知障害症候群の症状のいずれかに当てはまるとされています。


「うちの犬、ずいぶん歳をとったなあ」と思いながらも、見過ごしてしまいがちなのが認知症の兆候。明らかに異常行動だと気づいたときには、手の施しようがないほど症状が進んでいることがあります。

では犬の認知症の症状とは、どんなものでしょうか。
・意味もなくずっと単調な声で鳴き続ける ・同じ所をぐるぐる回り続ける
・狭い所に入り込んで出られなくなる
・名前を呼ばれても反応しない
・よく知っている場所で迷子になる
・ほかの犬や大好きなおもちゃに反応しない
・異常に食べる
・昼夜が逆転して、昼間寝てばかりいる
・夜中に歩き回ったり鳴き続けたりする
・障害物が避けられない
・排泄を失敗するようになる
・温和だったのに突然攻撃的になる
毎日の生活に刺激を!
思い当たること、ありませんしたか? 歳をとったんだから仕方ないと思わず、当てはまる点がいくつかあった場合は、一度獣医さんに相談してみましょう。犬の認知症も、初期症状の段階であれば、予防して進行を遅らせることができます。

うちの犬、ひょっとして認知症?
まず大切なのは、単調な毎日の生活に刺激をあたえること。飼い主が、犬の脳や体に意識的に適度な刺激をあたえることが予防につながるのです。たとえば、新しい芸やルールを教えてみる、散歩のルートを変えてみたり新しい場所に連れ出したりして遊ぶ、ランニングと歩行を組み合わせて散歩にリズムをつける、など。

たとえ犬がその通りできなくても、飼い主がいっしょにコミュニケーションをとりながらふれあう時間が大切です。日中にそうやって刺激をあたえながら遊ぶことで、夜間にぐっすり眠るようになり、夜中の徘徊や鳴き続ける行動も減ってきます。昼寝てばかりいると、体のリズムがどんどん狂ってしまいますから、注意してあげましょう。

うちの犬、ひょっとして認知症?
サプリメントや薬は獣医さんに相談
また症状や体調によっては、サプリメントや薬によって症状をやわらげることも可能な場合があります。同じ所をぐるぐる回ったり、鳴き続けたりするのは、犬にとっても非常に体力を消耗しつらいことです。まず、かかりつけの獣医さんに相談することが大切ですね。

犬の認知症の症状は、11歳頃から出始めるといいますが、早いときでは7~8歳頃から出る場合もあります。犬種では柴犬など日本犬系の雑種がなりやすい傾向にあるとか。

長年生活を共にしてきた大切なペット、最後までつらい思いをせず楽しく暮らすことができるよう、気をつけてあげたいですね。
(画像はイメージです)

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