【ドッグトレーナーのお話】ちょっとまって!愛犬と一緒に花火大会??
- 2017-8-17

8月花火大会真っ盛り!関東でもほぼ毎日どこかで花火大会が開催されています。 そんな花火大会の時期は、花火大会の会場やお家からの犬の逃走事故が増える時期でもあります。
地獄のような時間の始まり
人間は花火を花火として音や光を楽しむことができますが、犬は花火の認識はできません。
花火の爆音から頭の中が真っ白になり、その場から逃げようとする犬には、飼い主さんのマテの合図など耳に入って来ません。
そうして行方不明になったり、自動車にひかれるなどの事故が必ず毎年起きています。
花火の打ち上げを破裂音や振動として認識し、それを警戒や恐怖に変えていきます。
もちろん動揺していないように見えるワンちゃんもいますが、花火など年に数回起こる爆音などは
人間の4倍以上の聴覚と幅の広い周波数を感じ取れる犬にとって、少なからず恐怖を感じているのです。
「うちの子は大丈夫!」だからと言って、飼い主さんに花火会場に連れて行かれる犬達にとっては地獄のような時間の始まりに違いありません。
いつでも犬と一緒は素晴らしいことでですが、人が楽しむ時間、犬が楽しむ時間、そして人と犬が一緒に楽しむ時間のそれぞれを過ごせてこそ、
ストレスのない楽しい暮らしが成り立つのではないでしょうか?
これからワンちゃんと花火大会に行こうと思ってる方、ワンちゃんのことを思うならお家でお留守番をさせてあげてください。
近くで花火の音がするなら、お家で寄り添ってあげてくださいね。
犬のしつけでお困りの方はzuttodogにお問い合わせください!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでpetgo_japanをフォローする
関連カテゴリー・キーワード