【命に関わることも!】保冷剤の誤飲に注意!!

  • 2017-8-8
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熱中症対策に今はペットにも使用される保冷剤!実はこの保冷剤は誤飲などにより、ときに命に関わることもあるのです。

保冷剤の扱いには扱いには十分に注意が必要

保冷剤は使い方によってはとても手軽で便利なため、様々なシーンに利用され動物用としてだけでなく人が使用する機会も多いと思います。
保冷剤には「エチレングリコール」という成分が含まれているものがあり、摂取すると中毒を起こすことがあります。ときに命に関わることもあるため、扱いには十分に注意が必要です。
エチレングリコールは凍らなくするための薬剤で、保冷剤以外に塗料の溶媒、車のエンジンオイル、暖房の冷却水などに使用されています。
甘みのある液体であるため、特に食べ物のにおいに敏感な犬は袋を破って食べてしまうのです。

 

〔1〕 症状

エチレングリコールが問題となるのは、体内で代謝されると腎臓に対して毒性があり、急性の腎不全を起こして死に至るからです。
食べてしまった量にもよりますが、摂取から30分~12時間くらいから中毒症状がでることがあり、嘔吐、下痢、多飲多尿、ふらふらするといった症状が現れます。
さらに時間が経過すると痙攣、血尿、気を失う、脈や呼吸が早くなるなどの症状が現れ、半日から1日以上経過すると腎臓がダメージを受けて腎不全になり、死亡する可能性が高くなります。

〔2〕 誤飲してしまったらすぐに受診を!

中毒症状の対処は時間との勝負です。対処が遅れると死につながる危険性があるので、誤飲してしまったら早急に動物病院を受診しましょう。そして、何を口にしたのか獣医師に伝えます。「保冷剤」を食べたという認識がないと、診察してもわからない場合やわかるまでに時間を要するからです。

〔3〕 誤飲には注意

基本的なことですが、エチレングリコールの入っている保冷剤やジェルマットは避けて別素材のものに変えると安心です。近年の保冷剤は高分子凝集剤や樹脂分を使用したものがあり、毒性も低く大量に誤飲しなければ問題になりません。

とはいえ、パックのまま飲み込んで食道や胃、腸で詰まってしまうととても危険です。また、エチレングリコールが入っていなくても本来体には不必要な防カビ剤などの添加物を含むため、体調不良を引き起こす可能性があります。いずれにしても誤飲させないように注意が必要です。
エチレングリコールを摂取することは動物だけに限らず人にとっても有害です。

小さいお子さんが誤飲してしまうと、犬や猫と同様に大変な事態を引き起こすことになります。
誤飲後は早い対処が必要にも関わらず、誤飲をしたことに気付かなければ、様子を見ている間に手遅れになってしまうのが中毒の怖いところです。事故が起こらないよう取り扱いには十分に注意しましょう。
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画像:http://www.shutterstock.com/

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