ワンちゃんを守る狂犬病ワクチンについて知ろう

  • 2017-8-7
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飼い主さんが忘れてはならないのが狂犬病ワクチンの接種。日本では法律によって1年に1回、ワンちゃんに狂犬病ワクチンを接種することが義務づけられています。

狂犬病とは
ワンちゃんの飼い主さんが忘れてはならないのが狂犬病ワクチンの接種。日本では法律によって1年に1回、ワンちゃんに狂犬病ワクチンを接種することが義務づけられています。
狂犬病はワンちゃんだけに感染する病気ではありません。狂犬病ウイルスはすべての哺乳類に感染し、発病すると悲惨な神経症状を現してかなり高い確率で最悪の事態を引き起こすもので、治療法のない危険な人獣共通感染症なのです。

このウイルスは感染した動物の唾液に含まれています。感染した動物に咬まれたり、口や目の粘膜を舐められたり、傷口を舐められると感染します。前足を舐める習性がある動物が多いため、ツメにウイルスがついている可能性も。

狂犬病ウイルスへの感染が疑われる動物に咬まれたら、応急処置として傷口を流水とせっけんでよく洗います。粘膜から感染するおそれもあるため、傷口を口で吸い出すことはやめておきましょう。

ウイルスが中枢神経に感染すると10日前後で頭痛や発熱、全身倦怠感、嘔吐などの症状が現れます。また、末梢神経に感染した場合には発症までに数年かかります。発症するとものを飲み込み辛くなり、液体を飲もうとすると筋肉が痙攣。その後、昏睡状態に陥り、呼吸や身体のすべての部位が麻痺してゆきさいごには全ての機能が停止してしまうのです。

ワクチンアレルギー
狂犬病はこのように恐ろしい病気であるためしっかりと予防することが大切です。しかし、ワンちゃんを病気から守るためのワクチンですが、接種後にアレルギーが起こることもあるということを覚えておきましょう。

通常、ワクチンを打つと体内では病気に対する抗体が作られますが、体内の免疫システムが過剰に反応してしまうとアレルギーを起こしてしまうことがあるのです。ワクチンアレルギーはワクチン接種後すぐに反応が出るものと接種から数時間後に反応が出るものがあります。

即時型のアレルギーは最も危険なアレルギー反応。接種後すぐに血圧低下や痙攣、嘔吐などの症状が現れます。すぐに処置をしなければ死に至ることもあるため注意が必要です。
遅延型アレルギーは接種後すぐには反応が出ません。数時間から24時間以内に接種部や顔が腫れる、痒み、じんましん、嘔吐、下痢などの症状が現れます。
これらの症状が現れたらすぐに病院へ連れて行けるよう、できるだけ家から近い安心できるかかりつけの動物病院を見つけておくこともポイントですね。

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対処方法を知ろう
ワクチンアレルギーは突然発症します。「去年も同じワクチンを打っているのに今年突然発症した」ということも起こり得るのです。

ワンちゃんをアレルギー反応から守るためには、体調が悪い時にはワクチン接種をしない、他のアレルギーが出ている時にはワクチン接種をしないなどの対処が必要です。また、午後から接種すると遅延型アレルギーを発症した時に対処が難しくなるため、ワクチンの摂取日は1日スケジュールをあけ、午前中にワクチン摂取をし、その後安静にいつもと違う様子はないか観察してあげることが大切です。異変があった場合はすぐに病院を受診しましょう。

ワクチン接種によって少しでもアレルギー反応が出た場合には獣医さんに相談する必要があります。程度が軽くても1度アレルギーを発症すると次の接種でもアレルギー反応が起こる確率が高いためです。

かわいい愛犬を病気から守るためにワクチン接種は必須ですが、そのワクチンが原因でアレルギーを起こすことも。もしもに備えて飼い主さんはアレルギーの対処法を知っておくことが大切ですね。

(画像はイメージです)

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