猫が大好きなマタタビ。危険性も知っておこう

  • 2017-8-5
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好きで好きでたまらない!猫にマタタビ、お女郎に小判」ということわざをご存知でしょうか。「好きで好きでたまらない」という例えに使われることわざです。現代なら「若者にスマホ」と付け加えてもいいかもしれませんね。

猫を飼ったことがない人でも猫がマタタビに目がないのを知っています。これほど猫とマタタビの関係は知られていますが、実はマタタビには危険な一面もあるのです。 今回はマタタビの危険な面に迫ってみましょう。
そもそもマタタビって何?
木天蓼(もくてんりょう)とも呼ばれるマタタビには夏梅という別名もあります。その理由は、6月から7月に梅によく似た花をつけるからでしょう。極東地域の山地に自生しており、日本では北海道から九州で見つけることができます。 旅人が実を食べると元気が沸いてまた旅が続けられるということからマタタビと名付けられたという説も。昔からマタタビは花や葉、芽などを入浴剤として使ったり、食べたりしていました。しかし、我々人間がマタタビを食べても猫のようにメロメロになることはありません。 実は、スーパーでもよく見かけるフルーツにもマタタビの仲間がいるのです。それはキウイフルーツ。キウイフルーツの実を猫に嗅がせてもマタタビのような反応は見せませんが、葉や枝を嗅がせると同様の反応が見られると言われています。 市販されているマタタビ粉はマタタビの実を乾燥させて粉末にしたもの。これを猫に嗅がせると恍惚状態に陥ります。これはマタタビの「アクチニジン」「マタタビラクトン」という成分が猫の脳を刺激し、性的な興奮を与えることが原因と考えられています。 マタタビを嗅いだ猫は中枢神経が麻痺しています。そして20分~30分程度、目を細めて喉を鳴らし、よだれを垂らしながら眠ることも。まるで酔っ払いのようですね。
猫が大好きなマタタビ。危険性も知っておこう
マタタビの注意点
先ほど、マタタビは中枢神経を麻痺させると書きました。中枢神経には呼吸に関わる延髄も含まれているのです。そのため、大量に与え過ぎると呼吸困難を起こして死んでしまうことがあります。 市販されているマタタビは1袋が0.5g程度のものが多いため全部与えてしまっても大丈夫なことが多いのですが、1回に1g以上は与えないようにします。また、心臓が弱い猫や老齢の猫には刺激が強過ぎて体に負担になることも。そのような猫には与えないほうがいいでしょう。 そして、マタタビアレルギーの猫がいることも知っておかなければなりません。マタタビアレルギーの猫にマタタビを嗅がせると呼吸困難に陥って死に至ることもあります。 これ以外にも、マタタビが実のまま手に入った時にも注意が必要です。マタタビの摂取量が増えることも危険ですが、猫が丸飲みしてしまう危険もはらんでいます。丸飲みして胃や腸に詰まると開腹手術が必要になるケースもあります。 マタタビは猫の反応や体調に合わせて使えば何も怖いとこはないのですが、危険性があることもきちんと知っておくことが大切ですね。 (画像はイメージです)

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