寝たきりペットの床ずれ、どんな処置が必要?

  • 2017-7-5
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ペットブーム到来によりたくさんの人がペット共に暮らしています。特にワンちゃんを飼っている人は多いですよね。

ペット界にも高齢化の波
ペットブーム到来によりたくさんの人がペット共に暮らしています。特にワンちゃんを飼っている人は多いですよね。

我が国日本で飼われているワンちゃんの3頭に1頭は10歳を超えると言われています。なぜこんなにもシニア犬が増えているのでしょうか。
ここ30年で動物医療の発展によって犬の寿命は3.5倍になっています。今では寿命が14歳を超えるワンちゃんは少なくありません。

ペットも人間と一緒で高齢になると足の力が弱くなったり椎間板ヘルニアなどの病気が原因になったりして寝たきりになることがあります。寝たきりになると心配になるのが褥瘡、いわゆる床ずれです。

今回はワンちゃんが寝たきりになってしまった時に床ずれを作らないようにする方法を考えてみましょう。

寝たきりペットの床ずれ、どんな処置が必要?
なぜ床ずれができるのか?
床ずれは体の一部が常にマットや床に圧迫されることが原因で血流が悪くなり、皮膚や筋肉が部分的に壊死してしまった状態です。最初は赤くなる程度や、何となく皮膚が薄く感じられる程度ですが、だんだんと皮膚に穴が開き、ひどくなると骨が露出することも。

床ずれができていることに気づかないまま皮膚の下に膿が溜まっていく場合も多く、ある日突然皮膚が破れて膿が流れ出ることもあります。

特に注意する部分は少し骨が出っ張っている部分。体を横にすると出っ張っている部分が床に当たるため肩や腰の辺りは要注意です。皮膚が被毛で覆われていると異常がわかりにくいのですが、毛をかき分けて皮膚の状態を確認することが大切です。
床ずれの予防方法
床ずれにならないようにするには体の同じ場所が圧迫される状態を防ぐ必要があります。

動物の体には凹凸があるため、その凹凸に合わせて形が変わる素材を体の下に敷いてベッドとして使います。体圧分散マットや低反発マット、ウォーターベッドなどがあれば理想的ですがコストが高くなります。ビーチマットやキャンプ用のエアーマットの空気を半分程度抜いて使うとうまく体圧を分散させることが可能です。

ただし、ビニール素材の上に直接寝かせると湿気が溜まるため、タオルを間に挟むようにしましょう。

そして2時間から4時間に1回、体位変換させることで床ずれを防ぐことができます。この時、引きずったり擦ったりすると皮膚に負担がかかるため注意が必要です。
もしも床ずれができてしまったら
もしも床ずれができてしまったら、動物病院で傷口の程度確認や感染の有無を確認してもらわなくてはなりません。

膿が大量に出ている場合は消毒が必要ですが、それ以外の場合は生理食塩水やぬるま湯で傷口を洗浄することが基本です。この時、傷口を乾燥させると治りが遅くなるため、洗った後にドライヤーはやめておきましょう。

皮膚の下に空洞ができている場合や骨が露出している場合は動物病院での処置が必要になります。

床ずれの治療には根気と時間が必要になるため、床ずれができる前に予防するのに越したことはありません。その予防には飼い主さんの注意とケアがとっても大切なのです。

(画像はイメージです)

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