日本で短いしっぽの猫が多い理由と愛されるひみつ

  • 2017-4-5
日本で短いしっぽの猫が多い理由と愛されるひみつ

日本の街角ではしっぽの短い猫をたくさん見ることができます。
しかし、世界的に見るとしっぽの短い猫は珍しいです。どうしてしっぽの短い猫が日本にたくさん生息しているのでしょうか。
そこには日本特有の意外な理由が隠されていました。

日本の猫のしっぽが短いのは妖怪のせい?

日本の猫のしっぽが短い原因は諸説あります。
そのなかでも有力視されている説が、古くから人々の間で信じられていた「猫又(猫股)」伝説が原因になったというものです。
猫が歳を重ねていくと人の言葉を理解できる妖怪になるといわれました。この妖怪が猫又です。
猫又の特徴として体が大きくなったり人を襲ったりするものがありますが、そのなかに「しっぽが二股に分かれる」というものがあります。
猫の長いしっぽが二股に分かれて猫又になってしまうので、「しっぽが短い猫は猫又にはならないのではないか」当時の人がそう信じてしっぽの短い猫を特に可愛がりました。
この迷信を信じた人々によって、しっぽの長い猫より短い猫のほうが増えていったのではないかといわれています。

外国に連れていった日本の猫のしっぽが短かったから?

日本の猫のしっぽが短いということに強くイメージが定着したのには理由があります。
20世紀前半頃に日本の猫がイギリスに紹介されたことがありました。その猫のしっぽが短かったことに世界中の人が驚き「日本の猫のしっぽは短い」という認識が広まりました。
江戸時代や明治時代に日本にきた外国人も猫のしっぽの短さに興味を抱いていたことが当時の文献などからうかがえます。外国人たちにとってしっぽの短い猫は大変珍しい存在だったのです。

日本の猫は海外でも人気に!

しっぽの短い猫は海外の人にとっては貴重な存在です。
短いしっぽを持つ猫を日本で見つけたアメリカ人が、日本の猫を品種化したケースがあります。
その品種化された猫が「ジャパニーズボブテイル」です。
ジャパニーズボブテイルは1970年代に猫種として認められて世界に広く知られるようになりました。
ジャパニーズボブテイルの性格はおとなしい子が多く、素直でお利口な面を持ちます。その分甘えてくることも少ないですが、「謙虚」なところは日本人と共通しているかもしれませんね。

しっぽが短い猫を見たら

日本で短いしっぽの猫が多い理由と愛されるひみつ

しっぽの短い猫が日本にたくさんいる理由には意外なひみつが隠されていました。
その理由から、猫が当時の日本人や外国人にとっても身近な存在だったことが分かります。
短いしっぽにも注目しながら世界的にも珍しい日本の猫を愛でてみてはいかがですか。

 

画像
https://pixta.jp/photo/28275825
https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/japanese-bobtail-black-cat-558272170?src=er4Ganhdi0b33eZqdVwRLg-1-33

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