愛犬・愛猫のノミ・マダニ対策

  • 2017-3-17
ノミマダニ対策

犬や猫にとって避けられないノミやマダニなどの寄生虫による被害。何か対策は行っていますか?ノミやマダニに寄生されると、実はとてもやっかいなのです。

寄生されるとひどいかゆみが生じ、引っ掻くことで傷ができたり、化膿したり、脱毛などの皮膚のトラブルが発生したりするほか、吸血による貧血、ノミやマダニが媒介する病気によって命が脅かされたりすることもあります。また、人にも害を及ぼすので要注意です。
ノミやマダニの危険性を知り、正しい対策を行うことが愛犬・愛猫の健康管理にも繋がります。お互いに快適な生活が送れるよう、しっかり対策を行っていきましょう。

ノミ
カーペットや絨毯、ソファー、ベッド、部屋の隅、家具の下、湿気のあるようなところを好み、13℃以上で適度な湿度が保たれている環境下であれば一年中、元気に活動することができます。
犬・猫への被害:ノミアレルギー性皮膚炎、瓜実条虫症、ノミ刺咬症
人への被害:猫ひっかき病、ノミ刺咬症、瓜実条虫症
マダニ
衣類や寝具、絨毯、畳に発生するような家庭内にいるダニとは種類が違います。自然の中(森、雑木林、草むら、あぜ道、河川敷など適度な湿度がある場所)に生息し、一般的に暖かくなる春から秋にかけて多く発生します。草や木に潜んでいて動物に寄生する機会をうかがっています。
犬に媒介する主な病気:犬バベシア、ライム病
人への被害:SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、ライム病、Q熱など

ノミ・マダニ対策をするには?

動物用医薬品のノミ・マダニ駆除薬を使用するのが最もおすすめ。
ノミ、マダニの予防や駆除を目的とした製品にはさまざまなものがあります。ペットショップやホームセンターで販売されている製品では、ノミとり効果のあるシャンプーや首輪、虫が嫌うアロマやハーブなどがありますが、これらの多くは「医薬部外品」であり「医薬品」とは効果の面で大きな差があります。そのため、動物病院で処方されているもの、あるいは販売許可を有する店舗で販売している「動物用医薬品」の駆除薬を使用するのが有効です。
また、一年を通して定期的に投与するのがおすすめです。ノミ、マダニともに活発化する春から秋にかけて特に対策が必要ですが、寒い時でも暖房の効いた室内ではノミは繁殖し続けることができるからです。

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ノミ・マダニ駆除薬(動物用医薬品)おすすめ品
【犬用・猫用】フロントラインプラス
成ノミやマダニを速やかに駆除。ノミの卵や幼虫の発育までも阻止する、一歩進んだノミ対策が可能。
使用可能年齢:犬猫8週齢~

【犬猫用】フロントラインスプレー
より優れた即効性で、大量に寄生したノミ・マダニの迅速な駆除に。犬や猫の体表に噴霧するスプレー式。
使用可能年齢:犬猫2日齢~

【犬用】フォートレオン
噛みつく前にマダニを駆除。ノミの吸血をすばやく阻止。さらに2種類の蚊を寄せつけず吸血を阻止。
使用可能年齢:犬7週齢~、体重2㎏以上

【犬用】プラク‐ティック
アルコールを含まないスポットオン製剤。アルコール過敏症のある犬に。匂いが少ない、乾きが早い、皮膚刺激が少ない。
使用可能年齢:犬3ヶ月齢~、体重2㎏以上

※室内飼育でも駆除薬を使用しましょう。ノミは環境中どこにでも存在し、飼い主さんがノミを家に持ち込んでしまうこともあります。室内で繁殖すれば寄生される可能性があるため、常に飼育環境を清潔に保つことも大切です。
※多頭飼育の場合はすべての子に駆除薬を使用します。一匹が寄生されていると、他の子にノミ、マダニを移してしまうためです。

寄生されてしまったときの注意点

もし駆除薬を使用しても寄生されてしまったら、以下のことに注意してください。

●マダニの寄生を発見したら、専用のピンセット等で除去するか、そういったものがない場合は無理に取ろうとせず動物病院で処置してもらいましょう。無理に引き抜こうすると、マダニの体の一部が皮膚に残ってアレルギーや皮膚炎を起こす原因となったり、病原体を動物の体内に注入してしまったりすることがあります。

●ノミを発見した場合は、犬・猫の体から物理的に除去してあげましょう。駆除薬を使用していればやがて薬剤の効果で死んでしまうので、死骸や糞はシャンプーやブラッシングで落としてあげます。
この時、ノミを捕まえても潰さないようにしてください。ノミの体内には瓜実条虫(おなかの虫)の幼虫がいることがあり、何かの拍子に口に入ってしまうと瓜実条虫に感染してしまうことがあります。

正しい対策をすればノミ・マダニの被害は防ぐことができます。まだ何もしていない・・・なんて場合は、さっそく対策をはじめましょう。重要なのは、確実に駆除して、その後も寄生されないように防ぐことです。
飼い主さんにとっても、愛犬・愛猫の健康管理のためにも、ノミ・マダニの対策は欠かせません。ぜひ、年間を通して予防してあげてくださいね。

※駆除薬を使用しても効果が得られない場合は、一度投与方法を見直してみましょう。スポットタイプやスプレータイプの駆除薬は、被毛の下にある皮膚に用法用量どおりの量を塗布しないと十分な効果が得られません。
それでも効果がなかったり、愛犬・愛猫にいつもと違った様子が見られたりしたら、自己判断せずに動物病院を受診しましょう。

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