褒めて伸ばそう!知っておきたい愛犬のしつけ

  • 2017-1-28
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犬を飼うときには、飼い主がリーダーであることを認めさせることが大切。愛犬のしつけをするなかで大切な「ごほうび」と「罰」について見てみましょう。 についてご紹介します。

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犬を飼うときには、飼い主が「リーダー」であることを認めさせることが大切です。
そのためには適切なしつけをする必要がありますが、愛犬のしつけをする上でのポイントにはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは、愛犬のしつけをするなかで大切な「ごほうび」と「罰」について見てみましょう。

まずはリーダーになろう!

犬のしつけの第一歩は飼い主が「リーダー」になることです。
犬をはじめ多くの動物は群れで生活します。野生での生活でリーダーの命令は絶対!
従わなければ食べ物にありつけず、死につながります。

「リーダーの命令は絶対」その習性を利用して、飼い主のいうことを聞くようにしつけていくのです。
「ペットも家族。主従関係なんて偉そうで嫌だ」という人もいます。
しかし、犬が自分はリーダーだと考えると、飼い主のいうことを聞かないばかりか「自分がみんなを引っ張っていかないと」と気負いしてしまいます。
「群れのリーダーは精神的なストレスから寿命が短い」という指摘もあり、愛犬と長い付き合いを望むなら飼い主がリーダーである必要があるのです。

どうやってリーダーになるの?

犬にとってはその家庭が「群れ」になります。家庭での順位付けが犬のしつけのポイントです。
犬の名前を呼ぶときは家族よりもあとに呼ぶ、食事も一番最後に運ぶなど、犬が家族の中でも最後になるようにしましょう。

特に小さなお子さんがいる家庭の場合は、お子さんと犬が兄弟のように育つこともあるでしょう。
しかし、この状態は問題です。
犬は群れの中で「同レベルだ」と判断した相手に「ライバルだから出し抜いてやろう」と敵対心を燃やすことがあります。噛みついたりといった危険も増えるでしょう。
大人だけでなく子どもも、犬に毅然と接することが必要です。

また、犬をしつけるときは一貫した態度をとる必要があります。
同じことをしても叱るときとそうでないときがある、人によって叱る場合とそうでない場合があるという状況は問題です。
犬が混乱するだけでなく「叱られないこともあるからこれをしても良いのかな」と考えてしまいます。
こうした理由から、犬に接するときは一貫した姿勢を持つ必要があります。

犬はほめて育てるのが基本
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犬のしつけで有効な手段の1つはごほうびをあげることです。待てという命令がきけた、トイレで用を足せた……etcとあれば、すかさずほめてあげましょう。

犬が喜ぶならごほうびは何でもいいのですが、やはり一番は食べ物でしょうか。
「おやつをもらえる」「ほめてもらえる」という経験が積み重なることで、犬はその行動を積極的に行うようになります。

ごほうびに関して注意したい点は「注目されること自体がごほうびになる」ということです。
犬は集団で生活する生き物ですが、リーダーである飼い主から注目されることで「自分の存在を認めてくれているんだな」というふうに考えます。
トイレでオシッコ、ウンチができなかったときに「あら~、こんなとこで」という具合に駆け寄れば、トイレ以外で用を足すのは良いことだと理解してしまいます。
この場合は、ときに無視したり放置することも必要です。

罰は最小限に

賞罰のバランスと言いましたが、犬はほめて伸ばすのが基本です。
しかし、問題行動のあとには叱る必要もあります。
ここでポイントになるのは「名前を呼んだ直後に叱らない」ということです。
名前を呼んだ直後に叱られることが続けば、犬は「名前を呼ばれるのは嫌なことだ」と学習します。そのうち呼びかけても応じなくなってしまうでしょう。

罰のなかには、叩く、蹴るといったいわゆる「体罰」があります。鼻をデコピンする、首輪を強く引っ張るなどもこれに含まれる行動です。
たとえば、拾い食いをする犬を叩いて叱ったとしましょう。その直後は「拾い食いをしたら叩かれる」と犬は思い、飼い主の言うことを聞きます。
しかし、そういった叱り方を繰り返していると、犬は手のひらを見るだけで恐怖を感じ噛みつくようになる場合も。
体罰を与えることは、犬を興奮させ攻撃性を高めたりとデメリットの方が大きいため、オススメしません。

「サプライズ」という方法も
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体罰を伴わない罰としては「サプライズ」と呼ばれるものがあります。
苦痛を与えることが目的でなく、その名の通り「驚かせる」こと、注意をそらし行動を妨害することを狙った罰です。
突然布で視界をさえぎる
後ろで少し大きな音を立てる
酢を薄めたスプレーを噴射する
などがあります。

しかし、サプライズも多用できる手段ではありません。
まず、適切なタイミング(問題行動があって0.5秒、長くても1秒以内)で行う必要があり、体罰と同じく犬に不要な恐怖心を与えることも考えられるからです。
しつけの基本は「問題行動をやめさせる」というより「良い行動へうまく誘導する」ことです。
犬のしつけにはごほうびと罰のバランスが大事。適切に使い分け、飼い主をリーダーとして認めさせていきましょう。

出典 http://www.shutterstock.com/

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