なぜネコは水を嫌がるの?

  • 2016-9-10
shutterstock_109340948_R

ネコが水を嫌がるのはどうして?ネコが水を嫌がる原因を探ってみましょう!

イエネコは砂漠から来た
現在私たちと生活圏を共にするネコは、生物学上「イエネコ」に分類されます。人に飼われているネコも野生のネコも、同じ遺伝子を持つ「イエネコ」です。「イエネコ」の祖先は約13万1000年前、中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコだったということが、彼らのミトコンドリア遺伝子から分かっています。世界中に生息する野生のネコと家畜、合わせて979匹が調べあげられました。そしてこの事実がネコが水を嫌がる原因だと考えられています。

リビアヤマネコは砂漠の乾燥地帯に生息するため、水浴びをする習慣がありません。水をあまり飲まないのも、この砂漠の環境に適合するためだと考えられます。飼いネコも水を飲む量が少ないですね。膀胱炎にならないように、水分をとらせてあげましょうね。

ネコの体毛は刺毛と、それより柔らかい綿毛の二層構造です。皮脂腺から分泌された脂分がいき渡らないため、水を弾きません。一度濡れてしまうと体毛が密集していることもあり、なかなか乾きません。その状態で砂漠で夜を迎えた場合、低気温から体温を奪われ死に至ってしまうかもしれません。シャワーをする時、体を濡らされまいと必死に抵抗する姿を見ると、納得できますね。


水浴びを好むネコもいる?
自分から水に飛び込んで水浴びを楽しむネコが、何匹も動画にアップされているのを知っていますか?同じネコなのにこの違いはどうしてなのだろうと思いますね。一つは仔ネコの頃の習慣だと考えられます。ネコの性格をつくる生後3週から8週の間に水に慣れる機会があると、その後も水を怖がらないことがあります。それでもやっぱり水を怖がるネコもいるので、シャワーをする時はその子の性格をよく見てあげましょう。

イエネコが人間と暮らすようになったのは約5,000年前から約9,500年前だと言われています。もはや厳しい砂漠の夜に適合しなくてよい現代のネコは、過剰に水を避ける必要がなくなりました。これからは水を好むネコが出てきても不思議ではありませんね。 画像:http://www.shutterstock.com/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

関連カテゴリー・キーワード
関連記事