知って役立つ!動物用の医薬品について

  • 2016-8-12
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病気や怪我などの診断、治療、予防、症状の緩和に使用される医薬品。
人にとっても身近な存在ですが、動物専用の医薬品があるってご存知でしたか?
動物用の医薬品のことを知って上手に活用すれば、愛犬・愛猫の健やかな毎日の健康管理にも役立ちます。

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医薬品の種類
医薬品のうち、専ら動物のために使用することを目的としたものを「動物用医薬品」といいます。
人用の医薬品とは区別されており、さらに、それぞれに区分があります。

まず人用の医薬品は、以下のように大きく2種類に分けられています。
・医師が処方する「医療用医薬品」
・薬局やドラッグストアなどで販売されている「一般用医薬品」
動物用医薬品も、名称は異なりますが、人用と同様に医療用と一般用に分けられています。

【医薬品の区分】

区分 特徴
人用 医療用医薬品 主に医師が処方する医薬品。
例)抗生物質、ホルモン剤、ワクチンなど
一般用医薬品(OTC医薬品) 薬局・ドラッグストアなどで販売されている医薬品。
例)風邪薬、胃腸薬、目薬、滋養強壮剤など
動物用 要指示医薬品※ 獣医師による指示・処方が必要な医薬品。
例)フィラリ予防・治療薬、抗生物質、ホルモン製剤、ワクチンなど
要指示医薬品以外の医薬品※ 獣医師の指示・処方せんを必要とせず購入できる医薬品。
人用でいうところの一般用医薬品(OTC医薬品)にあたり、販売許可を有する店舗・ネット通販等で購入可能。
例)ノミ・マダニ駆除薬、皮膚用薬、虫下し、胃腸薬など

※これより便宜上、「要指示医薬品」を医療用医薬品、「要指示医薬品以外の医薬品」を一般用医薬品と表現します。

【動物用一般用医薬品の種類】
・ノミ・マダニ駆除     ・虫下し
・皮膚・外耳炎薬      ・胃腸・下痢止め
・目薬                      など

 

市販されていない動物用医薬品
動物病院で処方されている薬が、ネット通販や近くのホームセンター、ペットショップで購入できたら・・・・。
と思ったことはありませんか?そうであったらとても便利ですよね。

しかし、欲しいと思っている医薬品が医療用である場合、獣医師の診察を受けて動物病院で購入するか、診察後に獣医師が発行した「指示書」を提出して販売店で購入するほかありません。現在のところ、ペットの場合は動物病院で入手するのが通例です。医療用の医薬品が必要なときには、動物病院で相談しましょう。
※獣医師の診断なく国内で販売することは違法行為です。

 

いざという時の備えに動物用一般用医薬品
誰でも購入できる一般用医薬品は、販売許可を有する店舗・ネット通販等で購入することができます。利便性、安全性が高いのが特徴で、軽度の症状、病気、怪我の予防、治療に適しています。
散歩でノミ・マダニがついていないか心配、下痢をしてしまった、便中に虫を発見した等、日常よく経験することですよね。そこで、市販のノミ・マダニ駆除薬、下痢止め、虫下し薬を利用することで、解決することも多いと思います。
一般用医薬品を上手に活用することで、軽度な体の不調を緩和、予防、手当てすることができます。
したがって、常備薬として備えておくと便利です。

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セルフメディケーションの範囲を超えるような疾患や怪我は適切な治療を受けることが大切です。
症状が長引いている、元気がない、食欲がない、何をしても改善しないような時はかかりつけの動物病院を受診しましょう。
また、普段から緊急に対応してくれる病院を探しておくと安心ですよ。(夜間・休日・大型連休・年末年始など)

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