褒めるしつけ?叱ってはいけないしつけ?

  • 2016-8-4
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犬のしつけをするときに、「褒めるしつけ」と「叱るしつけ」ではどちらが良いか迷った経験がある人は多いのではないでしょうか。

タイミングが重要なしつけ
犬のしつけをするときに、「褒めるしつけ」と「叱るしつけ」ではどちらが良いか迷った経験がある人は多いのではないでしょうか。これは現在でも論争が続いている問題ですが、最近では「褒めるしつけ」が推奨されることが多いようです。

「叱るしつけ」は、ケージに入れたり、散歩中であればリードを引いて首に不快感を与えたりすることで犬に反省を促し、行動を矯正するしつけ法です。

昔からある伝統的な方法ではありますが、叱るときのタイミング、強さ、その後の対応などが適切でないと効果がないばかりか、逆に犬の攻撃性を引き出してしまう可能性もあります。

犬は自分がした悪い行動と叱られたこととの因果関係を言語によって理解することができないので、叱るタイミングが悪いとなぜ叱られたかがわからず、精神的に不安定になったり、人間に対して不信感を抱いてしまうことがあります。

タイミングが重要ということは褒めるしつけにも当てはまることで、褒めるときはその場で、出来るだけ早くしてあげることが大切です。何かしつけをしてうまくできたら、その瞬間に褒めてあげることです。ここで間が空くと、なにに対して褒められているのかを忘れてしまい、しつけに結び付かなくなります。
うまく褒めてあげることで好循環を生み出す
褒める場合は声をかけてあげるだけではなく、抱っこしたり撫でてあげたりすると同時に、飼い主が心から喜んでいる姿を見せてあげると良いでしょう。

他にも、散歩に連れて行く、おやつをあげる、好きなおもちゃを与えるなど、犬が喜ぶようなご褒美をあげることも褒めることと同様の効果があります。なにが一番のご褒美かは犬によって異なるので、愛犬が一番喜ぶことはなんなのか日ごろから観察しておく必要があります。

なお、褒め言葉をかける際、その時その時で違う言葉をかけるのはあまり良くありません。「よーし、よーし」や「いい子だね、よくできた!」など、なんでも良いので決まったフレーズを使い続けたほうが犬にとって「褒められている」ということが理解しやすくなるので、結果的にしつけが楽になります。

タイミング良くうまく褒めてあげることで、「飼い主の言うことをきけばいいことがある」と犬が認識し、もっと褒めてもらおうとさらに良い行動をする、という好循環を生み出すことができます。

しかし、だからといって褒めてあげさえすればしつけは全てうまくいくというわけでもありません。褒めることは犬に飼い主が望む良い行動を促すために効果があるのであって、悪い行動をした場合に矯正するためには叱ることが必要になってきます。「褒めるしつけ」は「叱らないしつけ」ではないということです。

どの程度叱れば良いかは、犬の個性や飼い主との相性などとも関係するので一概には言えませんが、褒めることを基本としつつ、何か悪いことをしたときだけ、ほんの少し犬に不快感を与える程度に叱るといったように、アメとムチをうまく組み合わせるのが効率の良いしつけ方ということです。

(画像はイメージです)

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