ペットが高齢化するとどんな風になるの?

  • 2016-7-18
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2014年にペットフード協会が実施した調査によると、飼い犬の35%以上が10歳以上のシニア犬であることがわかりました。飼い猫も同様に30%以上がシニアに。

人もペットも50歳前後で老化の兆し
2014年にペットフード協会が実施した調査によると、飼い犬の35%以上が10歳以上のシニア犬であることがわかりました。飼い猫も同様に30%以上がシニアに。一方、1歳未満の犬は3.4%、猫は5%であり、人間社会と同様にペット界にも高齢化の波がやってきています。

動物達は人間よりも早く歳を取っていきます。大型犬はだいたい5歳で、小型犬や中型犬なら7歳で高齢の域に入ります。これくらいの年齢は人間で言うところの50歳程度。人間も50歳前後になると体に様々な老化の兆しが現れ始めますよね。

動物達も同様で高齢になると様々な体の変化が見られます。今回はペットが高齢化するとどのような変化が見られるのかに迫ってみましょう。
ご飯の時に現れる変化
若い時はガツガツと急ぐようにご飯を食べていたワンちゃんも年齢を重ねるにつれてご飯を食べるスピードがゆっくりになってきます。

積み重ねられた経験から「急いで食べなくても取られることはない」「飢える心配がない」ということがわかり、精神的に余裕が生まれることが要因のひとつでもありますが、若い時よりも消化能力が低下したことも原因のひとつかもしれません。

たくさん食べられなくなった高齢犬には少量でも必要なカロリーを取ることができ、栄養バランスも考えられた高齢犬用のフードなど、身体の状態に合ったものを与えることが大切です。また、消化もしやすいよう考慮して作られている高齢犬用フードもあります。

もしも、高齢になってからご飯を際限なく欲しがるようであれば認知症かホルモンの病気の可能性も。ホルモンの病気であれば早期発見、早期治療が重要になるためいずれにしても早めに動物病院で相談してみましょう。

高齢になると歯槽膿漏になるワンちゃんもいます。それが原因で口の中に痛みを感じたり、歯が抜けたりするとフードをボロボロとこぼしたり、片側の顎でばかり噛むように。ご飯を食べていない時に口から舌が出ている場合、その部分だけ歯がなくなってしまっていることも考えられます。
普段から食事の様子をよく観察し、定期的にお口のチェックをしてあげるとよいでしょう。
被毛の変化
動物も歳を取ると人間と同様に白髪が出てきます。これまで色がついていた被毛が白っぽくなり、毛のコシや量が減ってきます。皮脂の分泌量も低下するため、皮膚もカサカサになりやすく、皮膚炎ができやすくなる場合も。

また、鼻にも注目です。黒い鼻だったワンちゃんが色素が抜けてピンク色の鼻になってきたり、ピンク色の鼻だったワンちゃんの鼻にシミが見られたりします。

目や耳も老化する
ワンちゃんが歳を取ると老齢性白内障にかかることも。この病気は目の中のレンズが白く濁って目が見にくくなります。初期の段階なら薬で進行を遅らせることができる場合もあります。この病気は目が白っぽくなるため、飼い主さんが日頃から目の中をよく観察しておくことが重要です。

また、耳も少しずつ聞こえなくなってきます。耳が遠くなってくると後ろから近づくとびっくりさせてしまうことがあるため、できるだけ見える位置から近づくことが大切です。

ペットが高齢化するとどんな風になるの?
散歩での変化
高齢のワンちゃんは運動量も減ってきます。若い時は散歩が大好きで散歩から帰るのを嫌がるような子でも高齢化するにつれて散歩の距離が短くても満足するようになります。若い時は全力で走っていた子もだんだんと歩くだけの散歩に変わってきます。

しかし、歩き出してすぐに息があがったり、すぐに座り込んでしまったりするようなら心臓や関節の病気の可能性があります。階段の上り下りがぎこちなくなったり、背中を丸めて歩いていたりするなら骨の変形や関節炎の症状かもしれません。

老化は急に起こるものではなく少しずつ進行するため、飼い主さんが日頃から注意深く観察しておくことが病気の早期発見に繋がります。

(画像はイメージです)

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