【見直そう!】ペットの災害対策

  • 2016-4-15
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熊本の皆様、昨日の地震では大変な思いをされたことでしょう。
一刻も早い復旧と復興を心よりお祈り申し上げます。

今一度、大事な家族であるペットの災害対策についてお伝えいたします。
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準備しておくモノ
2015年5月、環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室から「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が発表されています。

ガイドラインでは飼い主が行うべき対策として、日頃からしつけや健康管理、迷子対策、避難のためのグッズや備蓄品の準備、避難所やルートの確認を行う必要がある、と書かれています。

まずはペットキャリー。
大型犬以外のペットを飼っている方なら大半が持っていると思います。いろんな種類がありますが、人やほかの動物を怖がるペットの場合は頑丈なものの方が良いでしょう。

次にトイレ。
猫ならいつもの猫用トイレを使えば、場所が変わっても使ってくれることが多いようです。
犬の場合はペットシートの上で用を足せないと、避難先でトラブルになりがちなのできちんとしつけておく必要があります。

さらに、脱走した場合に備えてマイクロチップの装着も必要ですね。不特定多数の人やペットが集まることを考えると、ワクチンや寄生虫対策、不妊や去勢も必須だと言えます。
避難所についても確認しておく
避難所は小学校や保育園、公民館などになる場合が多いと思いますが、これまで大きな災害が少なかった地域ではペットの同行は前例がない場合があるので要注意です。

ガイドラインによると、同行避難が可能な場合でも、動物が苦手な方やアレルギーを持っている方、体毛や糞尿の処理など、トラブルの原因はたくさんあって、やみくもに同行避難をするのは考え物だと感じます。
また、避難用の備蓄品はすぐに避難できるようまとめておく必要があるのですが、ガイドラインによると7日間分の準備をしておくのが良いとのこと。
だとするとひとまとめにしても、それなりの量になってしまいます。
ペットを含めて家族全員が避難することを想定した場合、持ち出す荷物がかなり多くなります。もし家族が出かけていて一人で留守番をしていた場合、ペットと家族が7日間生活できるだけの準備品を一度に持ち歩くことは不可能な量になるかもしれません。多頭飼いならなおさらですね。

さらに、避難場所にペットが受け入れて貰えなかったときどうするのか、考えておく必要があります。頑丈なペットキャリーがあったとしても、寒さ、暑さへの対策も必要です。
避難所に同行避難できない場合
災害や被害の状況にもよりますが、車を使った避難生活も検討しておく必要があります。ただ、車で避難生活を送るとなると、普通の非常持ち出し袋では人間の方の対策が手薄になってしまいます。

ペットだけではなく、家族全員が車中泊をしながら7日間をしのげる方法を考えなくてはいけないのです。
キャンプ用のテントやシュラフ、タープといったものも避難用に活用することを考えておきましょう。

実際、ガイドラインには避難先でペットと同居しているテントやペットと一緒に車中泊をしている例が挙がっています。
ペットの災害対策はいろいろと課題があることが分かります。
各家庭で家族とペットの状態に合わせた災害対策をしっかり立てるとともに、折に触れて現状にあっているかどうか見直すことも重要です。

この機会にペットを含めて家族全員が安全かつスムーズに避難ができるよう、ぜひ災害対策を検討してみるとよいでしょう。
shutterstockzz_362613098_R ▼外部リンク 環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 ペットの災害対策 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/

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