【ドッグトレーナーのお話】犬のマーキングについて

  • 2016-3-26
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なぜマーキングするの?

犬がとる特徴的な行動としてマーキングがあります。
マーキングは、他の犬に年齢や性別、体格など、たくさんの情報を主張するため行動です。

足を上げてマークするのには理由があります。
マークの位置が高ければ高いほど自分を大きく見せることができ、自分より大きい犬の鼻の位置でアピールできるように、ここぞというときは目一杯に足を上げて高い位置に電柱や壁、草木にマーキングをし存在を知らせます。

足を上げないで地面にマークした場合には自分の存在は小さくなり、大きい犬に相手にされず素通りされてしまうので意味がありません。
ちゃんと考えられてますよね。

マーキングは大きく分けて「縄張り意識」と「自己主張」に分かれます

縄張り意識

犬は自分の行動範囲やお気に入りの場所にマークを打ち、縄張りを荒らされることを防ぎます。

散歩のとき、いつも同じ場所をクンクンするのは自分の縄張りが荒らされていないかチェックしているんですね。

マーキングのオシッコの量は他の犬のマークの情報によって、多くしたり、少なくしたりもしています。

そして、マーキングの後に地面を蹴り上げる仕草は、さらに強い縄張り意識や自己主張の現れでもあります。

自己主張

もう一つのマーキングとして自己主張があります。

お出かけ先やドッグランなどでしきりにマーキングしたがるのは「俺はここにいるぞ!」という他の犬への自己主張タイムです!

ドッグランなどで縄張りを作ることは殆どなく、くる犬くる犬同じ場所にオシッコをするのは前のマークの存在を消すための自己主張なんです。

他の犬がいる場合などで自己主張のとっても強い犬はオシッコが出なくなると、ウンチも出し切って自分の存在をアピールするオス犬も少なくありません。

外でのマーキングの減らし方

マーキングは本能から来る行動で、ひとつは去勢によって犬の持つテストステロンというホルモンの分泌を減少させることによりマーキングの意識を抑えることができます。

もうひとつはトレーニング方法として、人の横にピタッとついて歩かせるヒールウォークが出来ることでマーキングの回数を減らすことができます。

ヒールウォークは散歩時の引っ張りや飛びつき、吠えも減らすことができ、散歩時のマナーアップにも繋がりますし、何と言っても飼い主さんとの信頼関係の現れでもあります。

ヒールウォークで散歩をしている姿ってカッコイイですよね!

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家の中でマーキングする場合

家の中のマーキングは少々問題でストレスであることが多いです。

「もう少しかまってよ!」「そんなに怖い顔しないで!」など常にストレスがある犬や、来客時など普段と違った環境になったときに、いつもと違うオシッコの仕方をしたりします。

このようなときは飼い主さんが日常の犬への対応などを見直してみることで解消することができます。

飼い主のマナー

散歩中のマーキング、おしっこは民家や公共施設の迷惑とならない場所でさせましょう。
犬は外で用を足すものと考えず、どのような場面でも後処理を徹底しましょう。

飼い主のマナーアップができれば、犬の受け入れや、犬を好きになる人も増えてくると思います。

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画像:http://www.shutterstock.com/

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