人にも怖いおなかの虫(腸内寄生虫)② 感染経路と予防について

  • 2016-2-17
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「人にも怖いおなかの虫(腸内寄生虫)①  人に引き起こす主な病害」では犬や猫だけでなく人にも感染するおなかの虫についてお伝えしましたが、今回は感染経路と予防についてお伝えしていきます。

人への主な感染経路について

スキンシップ
おなかの虫の卵は、犬猫の体表面(口、足、肛門のまわりなど)に付着しています。
愛犬・愛猫に触れた後に手洗いをしないと、知らないうちに手についた虫卵を口に入れてしまうことがあります。
また、一緒の布団(ベット)で寝ることも同様に感染する恐れがあります。
口移しや同じ食器、お箸でごはんをあげるのも避けましょう。

犬・猫の排泄物
排泄物を放置すると、飼育環境に虫卵が拡散する原因になります。
言い換えれば、人に感染する危険性を高めることになります。

ノミ
体内に瓜実条虫の幼虫を持ったノミがいます。
ノミを手でつぶしてしまうと、体内にいた瓜実条虫の幼虫が手につき、誤って飲み込んで感染することがあります。
もしノミを捕まえても、手でつぶさないでください。
ノミ駆除薬を使用し、寄生虫予防を定期的に行いましょう。

鶏や牛の生肉
回虫の幼虫が寄生している鶏や牛の肝臓、生肉などを食べることで感染することがあります。

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予防のポイント

なにより犬猫の感染を断ち切るのが大切です。
動物用医薬品を定期的に使用し、ノミやおなかの虫等の駆除を継続しましょう。
また、犬猫だけでなく、飼い主さん自身も気になることがあれば、早めに検査を受けましょう。
愛犬や愛猫と楽しく遊んだ後は、しっかり手洗い、お散歩時の糞便の処理には手袋等を着用し、処理後は手洗いをしましょう。
小さいお子様がいる場合は、ペットのトイレに近づけない、目の届かないところでスキンシップさせないようにしましょう。

家族同然の愛犬・愛猫に寄生虫がいることは信じ難いことかもしれません。
しかし、現実にはペットから人へ、人からペットへうつる病気はたくさんあります。
お互いの健康を守り、安心して暮らすためにも、
寄生虫を含めた病気について正しく知り、ルールを設定することが大切です。

寄生虫による病気や予防、治療についてわからないことがあれば、かかりつけの医師・獣医師に相談しましょう。

画像:http://www.shutterstock.com/

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